ヒプノセラピーを受ける前に知っておいてほしいこと
ヒプノセラピーは、自己催眠や自己暗示をサポートするためのセッションです。これらは、自分一人でも取り組むことができますが、トレーナーをつけて行うトレーニングと同じように、専門家のサポートを受けることでより効果的に学ぶことができます。
私たちが目指しているのは、セッションを継続的に受けていただくことではありません。自己催眠や自己暗示のやり方を身につけ、自分自身で活用できるようになることこそが、最も重要だと考えています。
過去の経験と向き合うために
人生の中で起こる「嫌なこと」も、いずれは経験として役立つ場合があります。多くの過去の出来事は、自分の行動の結果や物事の受け取り方に起因していることが少なくありません。そして、それらの記憶を「忘れる」ためには、新しい経験を積むことや、時間をかけて消化していくプロセスが必要です。
ヒプノセラピーと科学的根拠
催眠やNLP(神経言語プログラミング)、暗示の効果は科学的に実証されている部分もありますが、ヒプノセラピーそのものの有用性については、まだ研究段階の領域もあります。また、効果には個人差があるため、過度な期待は避けるべきです。
ただし、ヒプノセラピーをカウンセリングと併用することで、自分の心を整理し、新たな視点を得たり、問題解決への糸口を見つけたりするサポートとして活用できます。私たちは、このセッションを通して、少しでもお客様の状況改善や前向きな一歩の手助けができればと願っています。
自分らしく、前を向くためのツールとして、ヒプノセラピーを体験してみませんか?
催眠に入らなくても、言霊、暗示の力は大きく作用します。
プライミング効果とは?
プライミング効果とは、先に受けた刺激(プライマー)が、その後の行動や判断(ターゲット)に影響を与える現象を指します。この効果は、無意識のうちに処理されることが特徴で、主に次の2つのレベルで起こります。
1. 知覚レベル(知覚的プライミング効果)
刺激の見た目や形、音などの感覚的な要素が関係し、大脳皮質のそれぞれの感覚に特化した領域で処理されます。
2. 意味レベル(意味的プライミング効果)
言葉や概念など、意味を伴う情報に関係し、側頭連合野などの大脳皮質が関与します。
プライミング効果を活用して自己成長へ
プライミング効果は、私たちの日常生活に自然に起こる現象です。これを上手に活用すれば、無意識の力を使って自分の思考や行動をより良い方向へ導くことができます。
例えば、ポジティブな言葉やイメージを自分に繰り返し与えることで、前向きな感情や行動が自然と引き出されるようになります。ヒプノセラピーやNLPでは、このプライミング効果を活かした技術を用いて、お客様の目標達成や自己改善をサポートします。
無意識の力を味方につけて、より良い自分を目指してみませんか?